ロードバイクやクロスバイクなど自転車の乗り心地が改善!?BROOKSのカンビウムをレビュー

サドルをBROOKSのカンビウムに交換しました

 

BROOKSといえば革サドルが有名ですが、僕は硬化天然ゴムを利用されたカンビウムにしました

 

カンビウムの特徴はハンモックのようにしなり衝撃を吸収し乗り心地が良いとされるサドルです

 

そのカンビウムのハンモック構造がずっと気にはなっていましたが、発売当初は約2万円となかなか手が出ませんでした

 

しかしカンビウムもコストダウンなどでAmazonだと実売1万4千円前後で買えるようになったので今回購入してみました

現在は円安などの影響で再び約2万円前後で販売されていますが、十分に価値のあるサドルです

 

カンビウムの中でもレール素材の違いやフレームが通常版とは違うSPECIALモデルなどがあります

 

一番やすい通常モデルでも、横幅のサイズや穴なし・穴ありなどの違いで6種類あります

 

中でも今回選んだのは一番横幅が狭いC15(幅140mm)の穴ありを選びました

 

実際にカンビウムを使ってみて乗り心地やメリット・デメリットなどをレビューしています

 

はじめに結論を伝えておきます

 

パッド付きのパンツを履きたくない場合カンビウムは全然あり!

 

地面からの突き上げなどの衝撃がかなり軽減されました

 

 

それではカンビウムのレビューにはいります!

 

スポンサーリンク

カンビウムの特徴

 

BROOKSといえば革サドルですが、その面影を残しながら硬化天然ゴムをメインの素材に採用して、ゴムの「のびる」特徴を生かしたハンモック構造が特徴のサドルです

 

ハンモック構造のおかげでサドルの座面が「しなる」ので段差の衝撃などがかなり優しくなります

 

防水性と耐久性が高いナイロントップカバーで、雨風はもちろん雪にも夏の強い日差しまで環境適応されています

 

ナイロントップカバーなので革サドルみたいに手入れが必要なく泥で汚れても拭き取るだけです

 

見た目

BROOKSの革サドルの面影が残っているのでクラシカルな見た目です

 

 

特にクロモリフレームの自転車と相性がよく、すっきりとした見た目になり違和感のないサドルですねぇ〜

 

もちろんアルミフレームやカーボンフレームにも合いやすいデザインだとおもいます

 

 

まさしくBROOKSらしいデザイン!

 

スポンサーリンク

BROOKSカンビウムの実際の重量を計測してみた

 

ロードバイクなどスポーツ自転車乗りなら気になるのが重量ですよね?

 

BROOKSカンビウムC15の場合メーカー公表値は432gで手持ちの計量器で確かめてみると435gでした

 

誤差の範囲でしたが、計量化目的だとかなり重たいサドルです

 

しかし、BROOKSのカンビウムについては重さを気にするサドルではありません

 

他のサドルにはない「しなる」乗り心地

 

BROOKSのカンビウムの特徴でもあるハンモック構造から生まれる「しなり」

 

この「しなり」がかなり効果があります

 

本当に想像以上しなります

 

C15の穴あきモデルの場合は穴が合いている範囲は指で押してもしなるほど柔らかく、後方側はそこそこ固めでおしりが安定するサドルになっています

 

カンビウムのハンモック構造のしなりのおかげで路面からの衝撃がかなり減り、乗り心地が良くなりました

 

舗装路でも歩道や道路のデコボコとした段差による突き上げが緩やかになります

 

舗装されていない道のグラベルではかなりハンモック構造のしなり具合が感じられて、お尻が暴れにくくサドルが吸い付くような感じで安定していると気づきました

 

ロードバイクやクロスバイクなどの乗り心地を少しでも良くしたい場合はカンビウムの選択はありです

 

 

ペダリング時の影響は?

 

しなる事でペダリング時に影響があるかと思いましたが、サドルの後ろ側は固くて穴の空いている付近だけが柔らかいのでペダリング自体にはあまり影響が無いと感じました

 

内ももにサドルが当たってペダリングしにくいとは感じませんでした

 

BROOKSカンビウムのデメリット

 

カンビウムの座面がナイロントップカバーでが、かなりグリップするのが特徴です

 

ペダリング時にお尻の位置を動かさない乗り方なら間違いなく良い特徴で、特にグラベルなど未舗装路など平坦ではない道を走行中は摩擦抵抗によって、おしりとサドルが吸い付くような感覚になります

 

前乗りや後ろ乗りを何度も移動する乗り方の場合はは一旦お尻をサドルから離さないと動かしにくい位グリップするほどで、チノパンなど綿系のパンツで乗る場合は注意が必要です

 

注意の理由は摩擦が強めなので服にダメージを与えてしまう可能性が高いです

 

実際に綿系のパンツを穿いてサイクリングに行くと通常のサドルよりも摩擦による毛玉のような状態になりやすいと感じました

 

サドルの後ろ側が硬め

 

サドルの中心付近はかなりしなりを感じられますが、後ろ側は安定させるためなのか硬めの乗り心地となっています

 

人によっては硬めの乗り心地が合わないこともあるかもしれません

 

カンビウムの耐久性【追記あり】

 

正直まだ使い始めたばかりなのではっきりとは言えませんが、室内保管だとかなり状態は保たれると考えられます

 

室外保管だとどうしても紫外線などで劣化は進んでしまうかと思います

 

劣化を感じたら追記でお伝えしようかと思います

 

【追記】およそ1年ほど使ってみた感想ですが、乗り心地などは新品時と比べて特に変化は無いように思います

 

変化が出たのは色が若干白っぽくなってきたかな?と思うくらいです

 

理由はメイン素材がゴムなので、白っぽくなるのは仕方がないですが、おそらく1番の原因は汚れたときにアルコールが含まれているウェットティッシュを使用している事だと思われます

 

個人的には特に気にはしていませんが、きれいな状態で使い続けたい場合はアルコールが含まれていないウェットティッシュを使うか、水拭きをしたほうがいいかもしれません

 

さいごに

 

想像以上にカンビウムのハンモック構造による「しなり」が丁度良く、ポジションがうまく合えば私服でもロングライドが可能かと思います

 

下向きにも構造上しなるのでその分サドル高を1cm位上げるとポジションがきまり、副作用としてサドルの位置が上がったので遠目から見た自転車がかっこよく見えるようになりました

 

舗装路でも良いですが、グラベルロードなどでグラベルを走るときが一番カンビウムの特徴の「しなり」を感じられますよ!

 

現在乗っている自転車の乗り心地をちょっと良くしたい!って貴方にBROOKSのカンビウムは選択の一つだと思います!

 

 

さいごまでご閲覧ありがとうございました!

最新情報をチェックしよう!